近年、適正な廃棄物処理と環境保護の重要性が高まる中で、産業廃棄物収集運搬業は社会に不可欠な役割を担っています。
京都府京都市でこの業務を行うには、「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得しなければなりません。
この記事では、京都府京都市における産業廃棄物収集運搬業許可の取得にかかる費用や、具体的な申請方法について詳しく解説していきます!
1. 産業廃棄物収集運搬業許可とは?
産業廃棄物収集運搬業許可とは、産業活動によって発生する廃棄物を、排出事業者から収集し、処分場または中間処理場へ適切に運搬するために必要な行政上の許可です。
無許可で運搬を行った場合、廃棄物処理法違反として厳しい刑事罰や行政処分が科される可能性があるため、必ず許可を取得してから事業を開始する必要があります。
2. 京都府京都市での申請にかかる費用
許可取得にあたって発生する主な費用は次の通りです。
(1)許可申請手数料
- 金額:81,000円
- 支払い方法:京都府収入証紙で納付
許可申請書に収入証紙を貼付して提出します。
申請後に不許可となった場合でも手数料の返還はありませんので注意しましょう。
(2)講習会受講料
- 費用:20,000円〜30,000円程度
- 受講先:公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)
産業廃棄物収集運搬業講習会(新規講習)の修了証が申請には必須です。
早めに受講し、修了証を取得しましょう。
(3)書類取得費用
申請時に添付する各種証明書の取得にも費用が発生します。
- 住民票(1通300円程度)
- 登記事項証明書(1通600円程度)
- 印鑑証明書(必要に応じて)
法人であれば、役員全員分の住民票が必要になるため、人数によって総額が変わります。
(4)車両整備・標記作成費用
- 車両両側面に表示する標記作成(社名・許可番号・「産業廃棄物収集運搬車」):5,000円〜10,000円/台
- 荷台への飛散・流出・落下防止措置(カバー設置等):数千円〜
複数台使用する場合は、台数分の費用がかかります。
(5)行政書士報酬(依頼する場合)
- 相場:10万円〜20万円程度
行政書士に依頼すれば、書類作成や提出代行、事前相談同行などをサポートしてもらえます。
スムーズかつ確実に許可取得を目指す場合には有効な選択肢です。
3. 京都府京都市での許可申請方法
次に、申請の流れを順番に解説します。
(1)事前準備
- 欠格要件に該当していないか確認
- 財務基盤(直近2期分の財務諸表)をチェック
- 講習会を受講・修了証取得
- 必要書類の収集・作成(後述)
(2)事前相談(推奨)
京都府庁または地域振興局で、正式な申請前に事前相談を受けることを推奨します。
事前相談では、
- 書類の不備確認
- 審査基準の確認
- 最新の運用ルールの把握
ができるため、スムーズな許可取得に大きく役立ちます。
(3)正式な申請と手数料納付
- 提出先:京都府琵琶湖環境部循環社会推進課 または 各地域振興局
- 提出方法:原則、窓口持参
- 手数料:81,000円(収入証紙貼付)
提出時には、申請書一式を正副2部(正本・副本)用意して持参します。
(4)書類審査・現地調査
提出後、京都府による書類審査が行われます。
必要に応じて、
- 営業所の確認
- 車両置場の確認
など現地調査が実施される場合もあります。
審査期間は通常2〜3か月程度ですが、書類不備や繁忙期の場合はさらに時間がかかることもあります。
(5)許可証交付・営業開始
審査に問題がなければ、京都府知事より「産業廃棄物収集運搬業許可証」が交付されます。
許可証を受け取った後、正式に収集運搬業務を開始することができます。
4. 許可取得後の注意点
許可を取得した後も、次の義務が発生します。
- 毎年の事業報告書提出
- マニフェスト(産業廃棄物管理票)の適正管理
- 帳簿の備付け(5年間保存)
- 営業所・役員変更時の届出
- 5年ごとの許可更新手続き
これらを怠ると、次回更新時に許可が更新できない、または許可取消処分を受ける可能性がありますので、注意が必要です。
まとめ
京都府京都市で産業廃棄物収集運搬業許可を取得するには、
- 許可申請手数料(81,000円)
- 講習会受講料(2〜3万円)
- 各種証明書取得費用、車両整備費用
- (任意)行政書士報酬
といった費用がかかります。
また、申請手続きは、
- 事前準備
- 事前相談(推奨)
- 正式申請・手数料納付
- 書類審査・現地調査
- 許可証交付・事業開始
という流れで進みます。
確実に、かつスムーズに許可を取得するためには、早めの準備と正確な書類作成がカギです。
不安な場合は専門家(行政書士)に依頼して、リスクを最小限に抑えましょう!



